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淡々としびれながら

shinoです。

友人を招いて大お味噌作りをした週末でした。

大変だったけど(みんなワクワクで、たっぷり作ったから!)
ああ、幸せだ―、楽しいなー、楽しかったなー!しか
言っていなかった気がします。

妊娠中の友人が来ていたのですが
とても女っぽく、きれいになっていました。
(しかしよう動く、働くにんぷさんであった)

彼女がやっている趣味の良いブログに、
めずらしく妊娠するまでの気持ちや、分かったことを
思いを込めてつづっていたのを読み
ああ、と言葉にならない
深い気持ちになりました。

美しいクラシックを聴いたときのような気持。

深いところから響きあがる感情がありました。

私は、昨年から妊活中です。
結婚して11年になります。

もうこどもはできないかな…と
思いながらも奇跡を待ち続けて10年。
ははは、の1年。
ハッ、もう最後のチャンスだ!の去年。

ずっと持っていた

コワイ
痛い
かなしい
せつない
「医師の前に立てば、自分が欠陥品だと言われているように思えて、
それがどうしてもどうしても、辛い。認めたくない。」
という思い

気合とかあきらめとかで
なんとか踏ん切りをつけて
やりたいことからやってきました。

漢方を飲んだり
ウォーキングをしたり
やってみればそれは心地よくて楽しいこと。

見たくない現実はやっぱり
見たくないままで
そこに転がっていて

自分の状態の悪さ。
見てしまったら
どーーーーーーーーーーんと
落ち込む。

余計体調悪くなる(笑)

でも、そこから。
ゆっくりと良くなっていきました。
そうか、全ての回復や好転というものは、
「見る」ことからはじまるのだな、と気づかせてもらえた
経験でした。

そして
半年がたち、
ああもう!妊活やだー!飽きた!
と、今絶賛やさぐれ中です。

でも彼女のブログを読んで
そんないまの自分も懐かしく、
愛おしいと思いました。

なつかしいってなんだ?
そうだ、これは大学受験前の、
必死で絵を学んでいたころの私だ。

あのころ、頑張り方も抜き方もわからなくて
ただ負のスパイラルにはいっていった頃の私。

イイコだったけれど、ブチ切れて、
もうやだー!ちっくしょう!と
友人たちと徹夜でカラオケしたり
夜の公園でチューハイ飲んでみたり
たばこ吸って周りから「ええーしのちゃんはやめてー」
と言われてしまう私。

あー、なつかしい。いとおしい。
悪くないなあ、
こんなふうに昔の自分と会えるなんて。

そして、あなたはわたしだ。

こんな落ち込みも
私なんだ。
そうか、これでいいんだな。

胸がしびれるような気持になりました。

まだわたしはにぎりしめているものがある。
未来への不安
理想とする農業
経済面
体力への不安

同時に
夫が大好きで大好きで尊敬していること。
色々なことで意見が分かれて悲しくなっても
むしろ、だからこそこの人でよかったと
胸を張って言えること

そういう自分に誇りをもっている。

どちらも味わいながら、
生きてゆくのだな。

淡々と日常。
内では様々な思いにうちぬかれて
しびれながら生きる。

それが、ものすごく幸せなことなんだと
分かったような気がします。

ありがとうを彼女へ。

どんなことも濃く深く感じてしまう。
外にあらわれなくても
よいではないか。
と、今を生きる私へ。
あの頃のわたしへ。

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