左パイとわたくし

shinoです。


 


先日すんばらしく楽しい会がありまして、そのことを書いた方が何万倍も


いい気がするのですが今自分的にヒットしてることがあるのでまず忘れないうちに書きます!


 


昨日健康診断の結果が届きまして、ひっかかりました!


左パイに腫瘍らしきものがあり、こんど精密検査をうけねばなりませぬ。


 


おお〜。やっぱりな!あのエコー検査のとき、やたら何度も何度も


左パイだけ撮ってたもんな。


とほぼ自分では予測がついていたのですが、やっぱりしょげる。


「大丈夫」、「ちょっと気になるけど今回は大丈夫」、「アウト」


のABCランクでいうとCランク。


おお〜。と思いまあ精密検査をしないとわからんもんね。


 


というのが今の段階です。


 


でもそこからの私の思考がおもしろすぎたので(じぶんてきにです!)書いときます。


 


まず思ったことは、左パイとるのか。ということでした。


私は最悪の状況から考えるたちです。


 


ロケット発射のごとく前方左ナナメの方向に飛んでゆく左パイ。私の、ささやかな左パイ…


あるのかないのかで言うとほぼない、小4の肥満児に余裕で負けるくらいのささやかな私の…。


おお!ごめんよ!


私ったら、美しいバストを持つ友人たちを崇めねぶるように見るばかりで、自分のパイを見てあげていなかったね!


飛んでいく日が来るのならもっともんだり寄せたりあげたりしてあげればよかった!


可能性を追求してあげればよかった!


あれここ笑うとこなのに書くといいことみたいだな。




乳の!


 ってつけとこう。


 


そうして、しばしパイに謝りました。


気分が落ち込んできたので、友人とおしゃべりして、くだらない話をたくさん、まじめな話もたくさんして、


遊んでおいしいものを食べて、よるにはすっかり元気になりました。


 


そしてお風呂で改めて、「ごめんよ。」と思いながら


じっくり触ってみました。


検査結果にあったようなしこりはわからないのです。


てゆうかパイってしこり多くないすか?乳腺のような、土台のようなものが両方にセットされていやしませんか。


でも、「この世にひとつだけのものなんだなあ」と実感しながらよしよしと触っていると、


ちくっと痛む場所があったような気が。


ここか?とそっと触っているとさらに痛みで教えてくれました。


そうです。病気のときも、意識すると症状がでるんですよね。ようやっと気づいてくれたんだね!ここだよ!ってかんじで。


体のしくみ。体よ。ごめんね。これを通じて、何を教えてくれようとしているのかな。とゆっくり、感じていました。


 


そして夫の見つける早さよ。


 


ベッドで横になりながら光の速さで見つけ出しました。


ほんとびっくりした。


自分ではわからないってほんとです!


それとあおむけに寝ると、パイの硬さが全然違う。


プッチンしたあとのプッチンプリンみたいに流動性がでて、しこりを見つけやすくなります!(書きたかった事その1)


ジョシのみなさん、銭湯の脱衣所でもんでもわからないですよ!


 


それから、さらにいろいろ考えていました。


わたしは乳がんになるのかな。


痛いのは嫌だけど、仕事をせず、毎日病院で自分とじっくり向き合って、あるがままに時を過ごすこと、


それが、潜在意識の中で私のしたいことだったのかなあ。


確かに仕事はたるいもんなあ。


 


それから、自分が死者の視点でものを見ることもわかりました。


中学三年生のときに突然亡くなったおばあちゃんから、「人って突然死ぬことがあるんだ。死んだら触れないんだ。」と学んで以来、


「死んだら出来ない事」というのをたいせつな判断基準として持っています。


 


愛する人に触ること。


声を出しておしゃべりすること、たべること、人にやさしくすること。きれいなものにふれること。表すこと。


幽霊じゃできない。おばあちゃんを見たかったけれど、私にはおばけを見る力はなかったもんなー。


だから、死んだら出来ない。を、いろんな楽しいことに迷うときには、後押しに使って、飛び込んできたように思います。


(おばあちゃんから学んだ財産です。ありがとう。)


そういう、市者に支店を置いてみる。


違う。


 


「死者に視点を置いて見る。」


(眼玉をふたつはずして、死んだおばあちゃんサイドに置きそこから見るイメージ)


は、いいなー。と思うのです。(書きたかった事その2)


 


 


そして、落ち込みつつも冷静なのは、私の周りに偉大な病人がふたりいるからです。(ともにがん)


一人は父。


宣告のさい、5年生存率30%と言われて「意外と多い」といった人。


病を得て、長い長い苦しみと痛みを味わいながら、医者が驚くぐらい知識を集め、


治療に向かい、悩みながらも心平静にいる人。


 


自分の愉しみを追求することを絶対やめないひと。


病状が悪くなったりよくない検査結果が出るたびに馬券が当たる。ウケる!!


なにこのおっさん。


いまリビングレジェンドと呼んでいます。


 


その心の底に、どんな状況からでも人を笑わせたい。という思いを感じます。明るいものを求める。選ぶ姿勢。


私の中にあるものだからかもしれないけど。


尊敬の一言です。かっこいい。あこがれる。


(最近は歯の手術あとの報告で最高のまぬけ顔を写メしてくれました。


腰が砕けました。)


 


でもさ、そんなことに憧れてるから、そういう状況が来そうなのかもね。


ふふ、私ばかだなー。


逆境で人を笑わせることにそんなにこだわらなくても、笑ってもらえるじゃないか。


なにより


偉大だと思われなくても、いい。


すごい!って思われなくても、いい。生きてるだけでいい。


風邪で半月何もしないでいたとき、夫は私をころさなかったじゃないか。


(死線をくぐりぬける主婦)


な。な?


 


そう、自分によしよしと語りかけました。


 


そしてもう一人の偉大な病人は、友人の女子です。


血液のがんです。


 


抗がん剤で毛が抜けたり、やせたりすることにある恐怖に対して。


彼女を見ているから、どう対処すればよいのかわかる。


ヘアウィッグは10うん万もする医療用じゃなく楽天でおしゃれで蝶かわいいやつが激安であるからそれを買えばええんや。


入院中のお洋服は通販で南国リゾート風のを買えばええんや。


病室のせまい机にはちいさなネイルオイルを飾ったらええんや。


ipadがあればなんでも買えるんやで。


 


そして…どうにもならないときがきたら、ただそのままにあればいいんや。


苦しくて、辛くて、何もできなくて、ただただ息をしているだけ。それも辛くて、やっと。


 


それでも、時は驚くような時をつれてくることがある。


太陽の下で花のそばで笑っている瞬間!が、やってくることが、人生にはあるんだ。何度でもあるんだ。


 


そう教えてくれたのは彼女です。


彼女がいるから、私は勇気を持てて、冷静でいられます。


 


お金もちだったらなーって思うことが、日常では死ぬほどたくさんあるけど、


ドバイの大金持ちになった想像をしてみたら、お金で買えないものは死ぬほどたくさんある。


健康。


時間。


若さ。


わたし。


夫。


拾ってきたこのネコだって。


ネコと私の間の信頼関係だって。


命はつくれない。


おなじひとはつくれない。


同じ経験、おなじ風、おなじ日々、同じ愛。同じ両親。同じ子供時代。


 


何兆あったところで…


 


できない。


 


そう思うと、全てが貴重で。


 


いろんなありがたさがひたひたと体に満ちました。


 


そして同じようにこの世でたった一人の夫が、たった一人の私をなでている。


再生産不可のあなた。


が、わたしを。


 


 


ああ。(絶句)


 


 


そんな思いを伝えることが、なんかとてもいい気がするし、


なんなら世の女性のパイにもいい気がするので


書きたくなりました。


 


 


はーそれにしても大学病院めんどいな!


こんな検査結果に慣れ切っているであろう偉大な病人の二人(リビングレジェンド2)が、ますます偉大に思え、


そんな二人を知っている自分が


ものすごくものすごくえらい!!と思います。


過去の自分よくやった!!よく出会った!よくちゃんと見てきたな!


 


えらいぞ!ありがとう!!助かってる!!


 


続くかもよ!


 

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プロフィール

Author:erisino57
shinoです。農業しながらアクセサリーを作っています。不定期ですがフルオーダーメイドも。

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