【お知らせ】ブランド名が変わります

こんにちは。shinoです。

アクセサリー部門にてのお知らせ(ひさびさ)。

これまで、shino's というブランド名(言うほどのことでもないですが)で
制作してまいりましたが、これからさらに進んでゆくために、名前を変更いたします。

新しいブランド名は
「STAR FIRE」(スターファイア)です。

「shino。」
ほんと~に最近よく、同じ名前の作家さんやお店を目にするです。
はじまりは昨年から。
なんつーのかなー、名前が同じだとなんかセンスも似通うのかな~
不思議ですが、とても「あーわかる」な感覚があるのです。
ちょっと繊細(自分で言う)。ちょっとナチュラル(自分で言う)。いいかんじにゆるい(自分で言う)。
他人の感じがしないといいますか。

自分の制作物について、深く感じざるを得ない日々でした。

そして出た心は、
「私と作品を切り離したい。」

作品とは、親と子のような関係なのはわかってる。
でも、親と子って別人じゃないですか。
作品は私そのものが現れるのですが、私ではない。

子供より親が前に出てどうする

そんな声です。

それから違和感をずっと感じており、しかし離れがたく…
「私」がつくるアクセサリーという意味でつけた「shino's」に愛着もあり、不安もあり…。
ずっともぞもぞしておりました。
が、ようやく新しく踏み出すことができました。

オンリーワンより、どこにでもいる特別を。
わたしふつうのおばさんになる。
ハンドルネームはかわりません。これからもしのさんとお呼びください。

新しいSTAR FIREをどうぞよろしくお願いいたします。

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浴衣を寝間着にする楽しみ

shinoです。

夏の夜は窓を開けて、エアコンを付けずに眠ります。
虫の声が聞こえてきて、窓の外の夜空を想像するのも楽しい。

さらに去年からはまっているのが浴衣で眠ること。
汗を吸って快適なうえ、空気をはらんで涼しく、優雅な気持ちになれてとてもよいのです。
旅館の浴衣はたいてい翌朝めっちゃ乱れるのですが、
普通の浴衣はおはしょりがあるのでそこまで乱れません。
さっと直せばOK。朝食くらいは作れます。

着るのはセールで買ったうすい浴衣です。
何度か着て生地もやわらかになってきてるのを
お風呂上りに素肌にまとい、こしひもをさっとしめて
伊達締め代わりに兵児帯をちょうちょむすびにして、おしまい。
寝る時は結び目をまえにもってくるか、とってしまいます。

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(青い兵児帯は中古で数百円でした。長すぎるので適当に切ります)

たもとや胸元に内輪で風を送るのもたのしい。
裾から扇ぎつつ、びっしり露のついた切子のグラスで冷たい麦茶を飲むのもたのしい。

本当にいい浴衣は生地が厚くしっかりして体の線を拾いすぎず、
大人にとてもよく似合うのですが
寝間着なら安物がおすすめです。
古着やさんで、去年の新品を見つけたりしたら最高。
ぜひ試してみてください。
型崩れを気にすることもないので、洗濯は普通の衣類とおんなじです。



認知症が(あまり)こわくなくなった、というお話

shinoです。

認知症というものが怖いです。
どうしてそうなるのか?わからなくてこわいし、
自分の両親がそうなってしまったらと想像するのもこわい。
苦労している人の助けになれないのもつらい。
どこか遠くへ行ってしまったり。

でも、今はあまり怖くなくなりました。

先日迷子のおじいさんを救助したからです。

朝友人と車で出かける途中、見かけたおじいさん。
道の端でひざをかかえて、動かない姿勢。部屋着のような服。
そして裸足。
「ああこれはもう絶対アカンやつや!」とブレーキ。

友人と、なるべくおどかさないようにそっと声をかけ、
近所の方にも協力していただいて、保護しました。
警察に連絡したら家族から届けが出ていて、
小一時間あとにはパトカーがやってきて、無事帰っていかれました。
分からなくなってしまってる部分はあれど、
インテリジェンスを感じる、柔らかい雰囲気のおじいさんで、
最後は近所の方とお子さんとみんなで手を振って見送りました。
誰かの乗ったパトカーをこんな笑顔で見送ることって、
普通は絶対ないなと思ったらおかしかった。

なんていうのかな。

けっこう、みんなポンコツで生きているんですよね。
大人になってみてだいぶわかって来たのですが。
心技体ともに絶好調!という人はあまり多くなくて、
疲れや痛みを、心や体に隠し持っている人のほうが多いのかもしれない、と思うのです。
一見、美しい人も元気な人も、押し出しのいい人もお金を持った人も。

父が治療中なのもあると思います。
認知症の家族がいるのも大きい。
近所に年配の方が多い事も一因です。
元気な家族も、毎日頑張って奮闘して、疲労をかかえていて。
私もときどき腰が痛かったりしますしねえ。

それでわかったんですが。

みんなどこかしら「ポンコツ」で生きている社会で、
私は、どこかの誰かの家族を助けることができた。
周りのみんなと協力して、普通のことをしただけで、何も大変じゃなかった。

だから、もしいつか私の家族が迷子になっても、きっと誰かが助けてくれる。
みんな少しずつポンコツの社会で、出来る「当たり前」を使ってフォローしあって生きてる。

そんなことを信じられる気分になって。
そしたら怖くなくなりました。

あの日、ほぼ初対面の近所の人も子供たちもおまわりさんも
みんなすごくあたたかかった。
友人は自分のペットボトルを渡して飲ませてあげていた。
迷惑そうな顔一つせず、親切で、当たり前のこととして動いてた。

ニュースには載らないだけで、やっぱりそんな人が世間には多いと思う。
私はそうありたいし、そういう世界にしたい。
私が世界の人の心を刷新する、とかいう大それた意味じゃなくて、
ただ自分が「そういう世界だと感じる心」でありたい。

だって、そういう心構えじゃないと、そういう人たちに失礼だから。
そういう心でいたら、そういう人達にいつ出会っても
「当たり前」を共有できるから。

思えば電車内で、街角で、
そういう人達にたくさん出会ってきたなあ。

あのとき、車を止めるといった時に
友人に「ほっときなよ」って言われなかったこと。
「当たり前」だけど、本当にうれしかったです。
瞬発力はあるわりに、ささいなことで私はすぐストップする。

そのあと友人と神社に行ってご祈祷を受けて、
お昼にギョーザを山ほど食べて帰って爆昼寝しました。
後で話してわかったことですが、ご祈祷の間、
二人ともついおじいさんの幸せを祈っちゃっていた。
笑いました。

「情けは人の為ならず」。

誰かの助けになることをすると、巡り巡って
自分のところへ良いことが返ってくるから、
他人を助けることは自分のためにもなるのだ、と昔の人は言いましたが、
この日の私には、
巡り巡らず一瞬で帰ってきたように思われました。



「1円イコール1万円」説

shinoです。

ちょっと前に発見した持論を展開していいですか?

「1円イコール1万円説」です。

当時、お金というものがどうしてかいつも財布から消える私は、
お金についていろんな人のブログを読んだり
本を立ち読みしたりしておりました。

お金についていろんな見方があるんだなー!
とか、
お金持ちのお金の使い方ってすげえな!
とか、
目から鱗が落ちるような、楽しいお勉強です。

また、リアルの友人たちの価値あるお買い物術を見させてもらって
心底ふるえたり。
(金額にではなく、そのかっこよさにです)

そうしていくと、だんだんお金を大切にしよう、
大切にするって、大切に使うってことだな
感じるようになりました。
こころをこめて、いいと思ったもの、価値あると感じたものに使う。

そしてちょっとお高めの物であっても、買えるようになってきたころ。

ふと気づきました。

今私が手にしているこの1万円。
これで仮に、1円の買い物をしたら、残りは9999円。
昔の私なら、「やった!いっぱい残ってる!チロルチョコ買お!!」と
とりあえずチョコをわしづかみにしてレジに走り、
ひとときの富豪感覚を味わっておりましたが、
今の私はそうではない。
チロルチョコは食べたいときに食べるのが一番おいしいし
第一もうそんなに食べられない。

今の私にとって大切なのは、1万円のものと交換できる券が、
たった1円欠けただけで、そうではなくなってしまうという事実です。

1万円のインポート下着を片手に恐る恐る9999円を出したとて、
ランジェリー売り場のお姉さんは首を縦に振ってはくれない。
チロルチョコを添えても振ってくれない。

絶対に、振ってくれないんだッ…!!

そんなことを妄想してみたら、1円てすごいいい奴じゃないですか。
もう、すっごい重要。
1円を失うことで、1万円は1万円でなくなる。
1万円を左右する存在、それが1円!
1円の価値プライスレス!

そしたら1円も5円も10円も1万円も、
今まで以上に気持ちよく大切に、
価値あるものと交換しようと思えるようになりました。

あとこれは後日談ですが。
1円は増えることもあります。

酔ってゴキゲンで帰って来た夫が
「かわいいね~1円あげようね~」と言ってきたので
「ぃやったああああああ!!!」
と手を天高くあげ、しゃがみ込みからの垂直ジャンプをしたら、
「ふ、不憫…!」とさらに500円足してくれました。

1円を愛する心の勝利です。

泣ける漫画

shinoです。

今回は漫画を紹介します。

「ハッピー!」波間信子

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(サイトより画像をお借りしました)

盲導犬の漫画です。
超ロングセラーで、33巻をこえて1部完結、以後は2部の「ハッピー!ハッピー♪」が今も続いています。

失明という大きな悲しみをスタートに、
主人公の女性・香織がどんどん人として成長し、結婚し、家族を持ち
大きく豊かな幸せな女性として生きてゆく姿と、その周辺の人たちの人生ドラマを描いています。

一話完結なのでどこからでも読めるのですが、
本当に1話の底力がすごい。

セリフが研ぎ澄まされていて、本当に会話しているようなリズム感で
上っ面にならず、かつ、ものすごい真実をぶっこんできます。

久しぶりに読み返して震えました。

出てくる人たちは毎回、何かしらで泣いています。
父も、母も、主人公も、親友も…
色んな理由で泣きます。
でもそれは悲しみや不安よりも、
誰かが誰かを思う心に泣いたり、幸せへ踏み出そうとするときに泣いたり。
主人公の幸せを願って誰かが泣いたり、その逆があったり。
思いがけない喜びに泣いたり。

ほんとうに、さまざまな涙。
テーマがテーマなだけに、絶望も悲しみも、とても穏やかに描かれます。
「もう、わかるでしょう?」とやさしく。

そして、誰かのこころの緊張がとけたり
人のまごころにふれたり
こどもの純粋な言動が大人を解放したり
そんな瞬間に彼らはびしょびしょに泣きます。

涙の中にほんとうがあり、喪失の中から幸福が芽を出す。
とてもとても傷ついてもう何もしたくないと
閉じこもった心に、いつか歩き出すときがくる。
なぜなのか、わからないけれど、それができる時が来る。
そして、めくるめく幸福と落胆と不安と恐怖と歓喜に包まれて、結果、
失うことで、とても多くを得る。

人間の、深い真実が描かれているなあと思います。
そして犬という生き物のすばらしさ、尊敬すべき「信頼」という性質も。

大学生の頃に出会ったのですが、今のほうがなお染みる。

ぜひセリフを味わうように読んでみてください。
読んだ後、心がスッキリします。

プロフィール

Author:erisino57
shinoです。農業しながらアクセサリーを作っています。不定期ですがフルオーダーメイドも。

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